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【2021年版】フランス移住後、OFII(移民局)に行ってきた!

こんにちは。

今回はフランスに引っ越したあとに必要な「OFII (フランス移民局)への登録・メディカルチェック」について、できるだけ詳しくまとめようと思います。これらは渡航に向けて取得したビザを、現地での滞在許可証として有効化するために必要な手続きとなります。

2021年現在、OFIIに関する手続きはすべてオンラインで行うことができます。2019年までは書面での郵送が必要だったようですね。他のフランス在住者のブログでOFIIに関する記事はいくつもありましたが、2019年以前に書かれたものが多かったので、これから渡航される方に2021年時点での最新情報をお届けしたいと思います。

学生ビザの方はOFIIへの登録のみで手続きが完了しますが、ビジタービザの方はOFIIから呼び出され、メディカルチェックを受けなければなりません。これからフランスに長期滞在される方で、私のようにビジタービザの方や、ビジタービザのご家族を帯同される方はぜひ最後までお読みください。

目次

ビザ取得後〜フランス渡航〜OFII登録の流れ

渡航前に日本のフランス大使館でビザ申請が無事に終わると、ビザ付きのパスポートはレターパックプラスで手元に戻ってきます。その際、パスポートにこのような紙が挟まれていました。

フランス入国後、3ヶ月以内にOFIIに登録されなかった場合はビザに付帯した滞在許可書の効力が失効し、不法滞在者とみなされるそうです。おそろしい…。

こちらのURLからOFIIに登録することができます。このURLは上の写真に記載されているものと同じです。登録にあたって必要な情報の入力は3ステップでした。

  1. ビザの情報
  2. 電話番号、メールアドレスなど
  3. フランスへの入国日、滞在先の住所

情報を入力したあと、OFIIへの登録および申請料金として「学生ビザの方は50€、ビジタービザの方は250€」をクレジットカードなどでお支払いする必要があります。その他のビザで渡航される方は、こちらの写真をご参照ください。

OFIIへの登録が完了すると、学生ビザの方はそれだけで大丈夫です。ビジタービザの方には登録から1〜2週間後、召喚状(Convocation)の添付されたメールが届きます。以下の画像は、私が実際に受け取ったOFIIからの召喚状です。

メディカルチェック当日は召喚状を持参する必要がありますが、メールに添付されたPDFファイルを提示するだけでOKでした。召喚状にはメディカルチェックの日が記載されていますので、指定された日時にOFIIに行きましょう。

OFII (移民局)があるのは、フランスのどんな場所?

さて、メディカルチェック当日になりました。私たちの場合はメトロを1回乗り継ぎ、パリ16区の自宅から約45分で到着しました。

OFIIの最寄駅は、メトロ13号線の終着駅「Châtillon-Montrouge (シャティヨン・モンルージュ)」です。以前、別の記事でご紹介した「Arcueil (アルクイユ)」はパリの南に位置する街ですが、モンルージュはパリの南西に隣接する街です。

駅のホームはこんな感じで高架になっています。改札は1つだけなので、さっそく1階に降りてみましょう。

改札を抜けると、Sortie(出口)の案内が見えました。私たちはどちらの出口か分からなくて「1」から出てしまい、ちょっと遠回りをしました。

OFIIに近いのは「2」の出口ですのでご注意ください。外に出ると、右側にこのような通りがあります。

この通りをほとんど道なりに数分歩くと、OFIIに到着できます。建物自体はそれほど目立ちませんが、入口に大きなプレートが付いているので分かりやすいです。

私がOFIIに呼ばれたのは平日の14時でしたが、同じように呼ばれた方がたくさんいたようで、建物の外には列ができていました。紺色の傘を差しているのが私の夫です。この後ろに並びます。

外で並んで少し待っていると、係員の方が召喚状をチェックしに来てくれました。おそらく指定された時間の順番に、建物の中へ入れてもらえるのだと思います。

ここで一旦、夫とは別行動になりました。OFIIの建物内には、メディカルチェックを受ける本人しか入れないのです。ご家族帯同で渡航される方は男性が多いのではないかと思いますが、その場合は奥様やお子様のみで入館することになります。

私は英語もフランス語も話せないため、日本語が一切通じない環境をどのように切り抜けたらいいのか想像がつかず、不安でした。窓の外で夫が手を振っています。

一緒に来てくれという願いも虚しく、私は入口で手荷物検査を終えていざメディカルチェックへ。ドキドキです。

OFIIでのメディカルチェック、具体的な内容はこんな感じ

手荷物検査を終えて建物内に入ると、受付でパスポートと召喚状の提示を求められます。そのあとは待合室のようなところに案内されるので、名前を呼ばれるまでそこで待ちましょう。この日は少し混んでいたように見え、15〜20分ぐらい待ちました。

白衣を着た方が名前を呼びにきてくれますので、呼ばれたら返事をして後ろをついていきましょう。

それから病院の受付のようなところで、パスポートを再び提示します。その際に、受付の方に聞かれたのは以下の5点です。

  1. フランス語もしくは英語は話せますか
  2. 電話番号を教えてください
  3. 結婚していますか
  4. 妊娠していますか
  5. ワクチン接種の記録は持っていますか

何かあと1つぐらい聞かれたような気がしますが、言葉が分からないので「Non」と答えました。相手が何を話しているのか分からないときは、申し訳なさそうにNonと言えば何とかなります!

受付での応対をクリアすると、おじいちゃん先生の診察室に呼ばれました。ここでも最初に、フランス語もしくは英語は話せますかと聞かれます。Nonです。おじいちゃん先生、苦笑い。さっそく検査が始まりました。

  1. 身長の測定⇒測る前に「そこで靴を脱いでください」みたいなことを言われました
  2. 体重の測定⇒冬なのでコートを着ていたのですが、コートを着たまま体重計に乗りました
  3. 視力検査⇒OFIIでの視力検査は数字でした。1桁の数字を見て英語で答えるだけなので、話せない方も安心!

診察室を出るとき「Are you Japanese?」と聞かれました。Yesと答えると、なんと日本語で「ありがとうございました」と声をかけてくださいました。OFIIの病院スタッフの方は、みなさん優しかったです。

次に小部屋のような場所に案内されました。胸部X線検査っぽいな、と思っていると先ほどのおじいちゃん先生が「remove」「wait」みたいなことを説明してくれました。上の服を脱いで待機しましょう。

レントゲンの準備ができ次第、小部屋の中のもう1つの扉から別の先生が呼んでくれます。胸部X線のレントゲン撮影は、2〜3分で終わりました。

最後にまた別の診察室に呼ばれて問診があります。お約束ですが、フランス語もしくは英語は話せますかと聞かれます。Nonです。すると先生が「デスク側においで」の身振りをしてくれました。

なんと2台あるうちの1台のPCに、Google Translateを開いてくれています! 問診で聞かれたのは以下の5点でした。

  1. ワクチン接種の記録を持っていますか
  2. 記録を持っていない場合、破傷風・ジフテリア・ポリオの予防接種を受けることができますが、希望しますか
  3. 現在、何か健康に問題を抱えていますか
  4. 薬は服用していますか
  5. 喫煙はしますか

どれも、フランス語から日本語に翻訳された画面を見ながら答えるだけでOKです。それから同じ部屋で、聴診器をあてられたり血圧を測定してメディカルチェックが終わりました。所要時間は、1時間〜1時間30分ぐらいだったと思います。

最後に書類を2枚受け取ります。内容は同じもので、1部を区役所に提出し、1部は控えになるそうです。私はまだ区役所に行けていないため、書類の提出に関しては後日追記しますね。

まとめ

最後に、メディカルチェック当日の持ち物や注意点を確認したいと思います。当日の持ち物はこちらです。

  • 【必須】パスポート
  • 【必須】OFIIからの召喚状⇒PDFファイルでOK
  • 【任意】めがね (もしくはコンタクトレンズ)⇒裸眼で車の運転ができない程度の視力の方はおそらく必須
  • 【任意】日本でのワクチン接種の記録や、胸部X線のレントゲン写真など
  • 【任意】母子手帳など、その他諸々

召喚状には当日の持ち物がたくさん記載されていますが、必ず持って行かなければならないのは「パスポート・召喚状」の2点です。そして当日の経験から、女性の方には注意点が2つあります。

  • 髪が長い方はヘアゴムを持参しましょう
  • ワンピースの服は着ないようにしましょう

私は髪がそれほど長くないので大丈夫でしたが、胸部X線検査でレントゲン写真を撮る際など、髪が長い方はまとめるように言われることがあるそうです。

ワンピースの服を着ていかれることは、絶対におすすめしません。メディカルチェック当日は上の服を脱ぐタイミングが2回ありますので、上下が分かれた服を必ず選ぶようにしましょう。

フランスでの生活が始まったばかりのみなさんが、できるだけ不安のない状態で当日に臨むことができますと幸いです。お読みくださり、ありがとうございました。

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